ストレス容量オーバーの適応障害

ストレス容量オーバーの適応障害とは

ストレスに抵抗する容量がオーバーしてしまって
適応障害になる例が職場適応障害の典型例です。

 

 

精神的にも肉体的にも優れていて、自他ともに高く評価されている人が、
適応障害になると、誰よりも自分が予期していないことに大きなショックを受け、
優秀であった人ほどその症状はひどく、精神の回復は遅く、
したがって適応障害の回復すらも長期化する傾向にあります。

 

 

このタイプの初期段階では「自分に何が起こっているか分からない
というのが、ホンネでしょう。
そういうことで「単なる体調不調」とか「軽い仕事疲れ」と軽視してしまい、
その裏では適応障害を見逃してしまうのです。

 

そして、症状が重くなって、周囲から異変を指摘されるまで
ガマンし、ガンバリ過ぎてしまうのです。

 

容量オーバーが適応障害の悪循環を進める

きつい職場や責任ある仕事を任されていると、疲労が重なります。
また、厳しい納期に間に合わせるためや、
自分では処理するには多すぎる仕事だったりすると、
仕事は深夜まで多忙を極め、その結果睡眠不足になります。

 

このような疲労や睡眠不足が積み重なっていくと
自分の気付かないところで心がマヒしていき、
それがストレスに抵抗する容量が小さくなっていきます

 

そして、それまでは抵抗できたストレスに対して、
過敏になるとともに抵抗力が落ちていくのです。

 

 

問題となっているストレス・原因から解放されないで、
ストレス容量が限界に達してしまうと、
適応障害は重症へと進んでいき、
それがまたストレスへの抵抗力を弱めていってしまうのです。

 

適応障害や心身症が症状を大きくし、悪化させていくことで
悪循環、デッドスパイラル状態に陥っていくのです。

 

容量オーバータイプの適応障害の症状

疲労と睡眠不足や休息不足が積み重なっていくと
ストレスに対する容量オーバーは加速度を増します。

 

次第に疲労が溜まり、翌日に疲労が残り始めると
適応障害が自分の気付かないところで拡大していきますので
疲れや疲労は日を増すごとに、心身にも影響していきます。

 

  朝がつらい
  会社に行くのがイヤ
  仕事に対して以前のような意欲がわかない
  仕事中の集中力や能率が極端に落ちる
  判断力が鈍る

 

一見、仕事疲れのように思いがちですが、実は適応障害の症状なのです。

 

また、精神的な異常だけでなく肉体面でも適応障害の症状が現れてきます。

 

 

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容量オーバータイプ適応障害の原因とは

このストレスに対する抵抗容量がオーバーして発症する適応障害には
3つの原因が考えられます。

 

1 環境や担当変更

 

2 責任や地位などによるプレッシャー

 

3 部下に対するジレンマ

 

 

 

 

環境や担当が変わった時に容量オーバーを招きやすい人間は、

 

それまでの環境とは違う環境に入ったり、移った場合、
慣れるまでに精神的に相当疲労します。

 

対人関係でも仕事や課題でもその勝手がわからず手間取ったり、
大したことをしていなくても、気遣いが増え、
それまでの慣れた環境に比べれば何倍も疲労するものです。

 

しかも、それが責任ある立場だったり、初めての部署や仕事内容だったりすれば、
ペースをつかむまでの期間、容量オーバーが続くことになるのです。

 

 

 

責任や地位などのプレッシャーが容量オーバーを引き起こす

 

上の例とは逆に、環境や仕事に慣れていて、
仕事をそれなりにこなしている人が適応障害になりやすい例です。

 

仕事が順調にこなせる人は、周囲から信頼も厚く、責任ある仕事が増えていきます。
マジメで責任感が強い人は、自分のキャパを超えていると知りつつも断れないで、
ますます多忙になり、残業や休日出勤しても順調に進まない現状に
自らプレッシャーを生み出し、焦りを感じ、ムリしてでもガンバリ続けます。

 

こうして、マジメで、責任感が強く、デキる人ほどプレッシャーに押しつぶされ
容量オーバー状態に陥っていくのです。

 

 

 

部下に対するジレンマ

 

上司が部下に対する感想というのは、

 

  『仕事に対してイイ加減な部下』
  『スキル、意欲が乏しい部下』

 

普通、不満しかないのが普通です。

 

 

このようなとき、上司は部下に対してパワハラ的な教育や指導をするか、
もしくは、部下をあきらめて自分一人で背負い込むか、2つのタイプに分かれます。

 

後者のタイプが適応障害になりやすいのです。

 

納期やノルマに追われる上司は部下に期待せず
上司である自分が一人でやったほうが効果的だとの思いで
自分が背負い込む場合に適応障害が発症するのです。

容量オーバータイプ適応障害にならないためには

容量オーバータイプ適応障害にならないためには、
自分の負荷の容量に対して適正な判断をすることが必要です。

 

「ホンの少しのムリ」が積み重なることで適応障害は進んでいきます。

 

 

『ムリをしてまでしなければならない仕事は受けない!』

 

これができるかどうか、それが許される環境かどうか
非常に難しいところではありますが、自分の精神環境、仕事環境を優先したいものです。

 

 

 

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