適応障害の治療-認知療法

ストレスを生まない考え方にする認知療法

適応障害はストレスに耐えきれなくて、
心が折れて発症する精神疾患です。

 

このストレスは、まったく同じ状況でも
ストレスに感じない人もいますが、
適応障害になりやすい人は、強烈なストレスを感じてしまいます。
適応障害になりやすい人は、マジメで責任感が強いからです。

 

そのマジメで責任感からくるストレスをうまないようにする
治療法が認知療法です。

適応障害になりやすい思考回路

たとえばこんな事例で考えてみましょう。

 

 

上司に呼ばれ、席にいくと
ミスを指摘されて、注意されたとします。

 

 

『上司から叱責された、私の評価はゼロになってしまった』

 

 

マジメで責任感が強く、いつも一生懸命仕事に
取り組んできた人は、きっとこんなふうに
考えてしまうのではないでしょうか?

 

そしてさらに、

 

『自分は見捨てられるかもしれない』

 

『もう自分は自分に自信が持てない』

 

『きっと、周囲の同僚や部下も私をあざ笑っているだろう』

 

 

そして、さらに悪い方向へ考えが及んでしまいます。

 

『もう会社を辞めるしかない』

 

『自分は、生きている価値がないのではないか?』

 

 

こうして、自分を責めて自分が生み出したストレスに
押しつぶされてしまい、精神的に肉体的にも調子を崩してしまいます。

 

 

 

適応障害になりやすい人は、自分への責任・自分への圧力を好みます。

 

そうして、耐えきれなくなっていろいろな症状を発症するのです。

ストレスを溜めにくい人の思考回路

自分を責める思考ではなくて
こんなふうに感じて生きている人もいます。

 

 

同じように、上司に呼ばれて席にいくと
ミスを指摘されて、注意されたとします。

 

 

『なるほど、よくミスに気付いて指摘してくれた』

 

『ミスの書類が社内の決済ルートにのる前でよかったよ』

 

『ミスを指摘してくれただけで、怒ってはないようだ』

 

 

このような思考回路になっていると、

 

『よし、次はこんな凡ミスしないようにしっかり見返ししよう』

 

『次は、よくやった!と褒めてもらえるように頑張ろう!』

認知療法はものごとのとらえ方を変える治療法

同じ映画を見て、人によって感じ方は十人十色です。
涙を流して泣く人もいれば、コメディな部分が印象に残っている人も。

 

適応障害になったのは、すべてを自分の責任のように感じてしまい
そのプレッシャーが自分では支えきれないストレスになったのですから、
自分の責任とは思わない思考にしましょう。

 

つまり、物事のとらえ方、見方を変えるようにしてみましょう。

 

 

『私の評価がゼロになった』

 

はたして、そのような根拠はどこにあるの?
ミスを指摘されただけじゃないの?

 

 

 

『もう自分は自分に自信が持てない』

 

たった1回指摘されただけで、そこまで考える?
あまりにも飛躍したピエロっぽくない?

 

 

 

『きっと、周囲の同僚や部下も私をあざ笑っているだろう』

 

そのように感じる根拠は?
みんな自分の仕事に熱中してるし、電話応対している人もいる
耳を澄ませて聞き耳立てる社員はいないよ!

 

 

そして、こんなふうにも考えられませんか?

 

「あの上司は、私の意見を聞き入れてくれることがあった」

 

「ミスは注意されたけど、私の全てを否定しているようではなかった」

 

 

 

ストレスは、自分の考え方次第なのかもしれません。
自分が生ませたストレスが大きく育ち、
そのストレスに飼育され、飲み込まれるのでは堪りません。

 

 

物事の考え方、見方を変えて、ストレスを溜めない方法、
これが認知療法です。

 

 

 

 

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