2年のいじめで190万円取られ不登校・適応障害…中学生10人提訴

2年にわたるいじめで190万円取られ不登校に…弘前の中学生が生徒10人提訴

青森県弘前市の中学校で、2年間のいじめで190万円取られて、
それが苦になって不登校、そして適応障害になった中学生がいました。
その中学生の家族は、同じ中学校の生徒10人を提訴しました。

 

 

事件は、弘前市内の市立中学2年の男子生徒(14)が、同じ学校の生徒10人から、
2011年から13年までの間に計約190万円を取られたという事件です。
そのいじめにあった中学生は、適応障害を発症して不登校になってしまい、
その慰謝料として、10人の生徒とそれぞれの保護者に約4150万円の損害賠償を求める訴訟する事件へと発展しています。

 

 

しかも、弘前市教育委員会が、記者会見を行い教育長が
「重大ないじめが あった」として陳謝したのですから、教育員会・学校の責任も大きいと言わざるを得ません。

 

 

 

学校でも発症する適応障害

 

この事件でも分かるように、適応障害は学生でも発症します。
適応障害発症の大きな原因は耐えられないストレスにさらされた結果、
そのはけ口が体のいろいろな不具合として現れるものなのですが、
中学生のような多感な年ごろの少年が耐えられないほどのストレスを浴びせられるというのは、
それだけで大問題です。

 

 

この事件で、被害に遭った中学生はイジメの他に金品をせびられています。
合計190万円ものお金を強要されていますが、この金額は中学生には準備できる金額ではありません。
自分にはないものを手元に準備するには、そうとう悩んだはずです。

 

その悩んでいる姿を想像すると、まったく関係ない第三者の私自身でも、
中学生の胸中を思って、胸が張り裂けそうに苦しくなります。
中学生のストレスは尋常ではなかったはずです。

 

 

イジメに参加した生徒は20人

 

提訴された生徒は10人ですが、それ以外に10人がいじめに参加していることが
学校側の調査で分かっています。
提訴されなかった生徒側からは、脅し取った金銭の返金と謝罪、そして示談金が支払われたということです。

 

それにしても、総数20名のイジメとは驚きです。
これほど大掛かりないじめを学校側が気付かないというのは以上です。

 

だって、クラスの半分以上の生徒が一人の生徒をイジメていた計算になりますから、
クラスぐるみで一人の生徒をイジメていたのと同じです。

 

気付かなかった教師・学校の責任はかなり大きいのではないでしょうか?