適応障害の主な症状は『抑うつ気分』

抑うつ気分が適応障害の主な症状

適応障害でよくある症状の憂うつ気分

 

適応障害になっている人のほとんどのひとが、抑うつの症状を訴えます。

 

適応障害の抑うつとは、
いつも、なんとなく憂うつな気分」の状態です。
この抑うつ症状は、うつ病ほど深くはありません。
うつ状態、不全系うつ病ともいえる病態です。

 

 

この症状は、適応障害の原因ともいえるストレスが始まって
3ヶ月経たないうちに、気持ちや行動の変化として現れてきます。
気持ちが落ち込み、仕事が手につかず、
会社での行動に支障が出始めます。

 

 

 

プチうつ

 

うつ病というほどに深く落ち込んでいるわけではないけど、
どうしてもさわやかな気分になれないで、
ちょっとブルーな気分がずっと続く状態が、適応障害の抑うつ症状です。

 

 

そんな憂うつ気分でも社会生活は何とか送れる。
気持ちの落ち込みも夕暮れ時などの一定時間だけ…。
こうした軽症のうつ状態を「プチうつ」といいます。

 

医学的な名称ではありませんが、
軽症のうつ状態でもそのままにしておくと、
ホントのうつ病になりかねません。

 

 

 

頭から離れないストレス

 

適応障害は、その発症原因がハッキリしています。
発症のもとになったストレスを解決して、
再現することが無ければ完治する病気です。

 

しかし、他人の行動や態度が原因になっている場合は、
その解決には困難を伴います。解決できないことが多いかもしれません。

 

たとえば、親の死、娘の結婚に反対、
そして、私のような急激な円高での業績不振

 

 

自分で解決できないことは大きなストレスになります。
割り切ることができないかぎり、何度もそのことを思い出しては
深く落ち込み、悲しみ、怒りを押さえつけていき
それがまた新たなストレスになり、抑うつの悪循環になるのです。

 

 

新社会人に対しては5月病

 

この適応障害は若い新入社員もなりやすい病気です。
4月に会社に入社した新入社員が、職場や環境になじめず
悩みや迷いが心のなかで大きくなり落ち込み始めるのが
入社して1ヶ月ほど経った5月ごろなのです。

 

自分はこの仕事に向いていないのではないだろうか?

 

ひょっとして、社会人に向いていないではないだろうか?

 

こんな考えが次第に大きくなっていき、落ち込むのです。

 

 

このように元気がない新入社員の5月に多いことを
かつては『5月病』といいました。
適応障害がそれほど知られていない当時は、
学生から社会人になった、若者のとまどいとホームシックと考えられ、
一般には、一過性のものと考えれていました。

 

 

 

適応障害が多いIT企業

インターネット産業などのIT関連会社には
適応障害やうつ病の人が多い傾向にあります。

 

特にSEと呼ばれる職種は、大きなプロジェクトでも
各人の分担制になっていて、一人一人の作業の進捗が
一つのプロジェクトの進捗に大きな影響を与えるため、
各人のプレッシャーは大きなものがあります。
SEが夜遅くまで、なかには徹夜続きでPCに向かって
黙々と作業する光景は、TVドラマでもよく見かけますよね。

 

 

職場によっては、各人のデスクをパーティションで区切られ、
同僚とのコミュニケーションもなく、一日中PCを相手にしていると
ストレスは蓄積される一方です。

 

区切られた狭い空間の中で、一人無言でPCのキーボードを叩き
しかも深夜や徹夜作業ともなると、
労働意欲が減退するのは無理ないことです。
目の疲れ、肩こりなど身体的な不調も起こります。

 

 

自分でも精神的な苦痛や周囲から心配されるようになったら、
上司や同僚に早めに相談するようにしましょう。

 

 

 

適応障害が完治した改善法  ⇒ ⇒ ⇒ 『適応障害によくある不安と孤独感の症状』

 

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